打ち合わせ室をリニューアル
今回は社内リフォームプロジェクト第3弾。前々回のモダンスタイルに一新された会議室、前回のカフェスタイルに姿を変えた接客室につづき、最後は特に利用の多かった打ち合わせ室のリニューアルのご紹介です。
Before リフォーム前
リフォーム前の様子
前回の接客室同様、新築後13年を経過しカーペットのシミや壁、天井クロスの黄ばみが目立つようになってきました。
今回のリニューアルはもっとも利用の多かった打合せ室ということもあり、壁面にモニタを設け、PCを利用したお施主様との打ち合わせや、弊社を訪れる多様なお客様との打ち合わせはもちろん、社内各部署で行われる定例会議でも利用され、床のカーペット、机や椅子もところどころ摩耗や色あせが目立つようになっていました。
また、日々増えるカタログやサンプルの再整理も課題となっていました。
プランニング
前回に引き続きリフォームプランを任されたのは2級建築士兼インテリアコーディネーター兼2児の母でもある弊社スタッフの福田です。今回変更できない既存の建具、窓枠以外を撤去し、床、壁、天井はもちろん、照明器具やインテリアまでトータルコーディネートで大幅にリニューアルしていきたいと思います。
PART3では「ナチュラル」をテーマに木材や壁材など自然素材にこだわった工務店らしいリニューアルを目指します。
リフォーム工事開始
床、壁、天井、照明器具を一新するため、既存のタイルカーペットや壁材などの仕上げ材を丁寧に撤去していきます。
既存の折り上げ天井は段差をそのまま活かすことで間接照明として再利用します。
After リフォーム工事完了
解体から合わせて10日間ほどでリフォーム工事完了。前回同様、床、壁、天井の張り替えの他、照明、家具やブランドなどインテリアも含めたトータルコーディネートです。
最後の接客室は工務店らしく無垢材や塗壁など「自然素材」にこだわったリニューアル。
テレビモニタのある正面の壁面には火山噴出物である調湿、消臭効果の高い「シラス壁」を、左右の壁面には同じく調湿、消臭効果のある珪藻土を使用。自然素材の持つ高い効果は建物だけでなく中に住まう人々をも健康に導きます。
シラス壁は淡いグレーの色調とランダムな線の太さが特徴的な「くし引き」仕上げでアクセント壁に。
背面側の壁面と天井には無垢の羽目板を使用。天然植物性オイル塗装で仕上げました。天然素材のオイルをもちいることで無垢材の持つ「木」本来の調湿性や香りを損なわずに撥水性をもたせる仕上げが可能となります。
照明はダウンライトをメインに折り上げ天井に間接照明を設置。天然素材の優しい質感で満たされた室内を居心地のよい光で包み込みます。
室内のテーブルやチェア、カタログを収納する棚などのインテリアはテーマに沿って、木材から仕上用のオイルまで天然素材にこだわった家具メーカー「久和屋」よりチョイス。天然素材の持つ心地よい風合いと高い性能で心と身体にやさしい空間となりました。
梅原建設ではインテリアコーディネーターによる建物やお部屋の雰囲気に合わせた家具、カーテンのご提案もおこなっています。リフォームの際にはぜひお声かけください。