パブリックスペースのリニューアル
いよいよ社内リフォームプロジェクト第4弾。ナチュラルスタイルにリニューアルされた接客室に続き、今回はお客様をお迎えするエントランスホールおよび、お客様用洗面スペースのリニューアルです。
Before リフォーム前
リフォーム前の様子
前回の接客室同様、新築後13年を経過し、壁、天井クロスの黄ばみが目立つようになってきました。エントランスホールには絵画が飾られていたおかげで黄ばんだ壁紙にしっかりと跡が残り、壁紙のクリーニングを行わなければ模様替えが難しい状況でした。
エントランスホールから続くお客様用の洗面スペースからトイレの内装も今回のリニューアル合わせて一新するプランとしました。
プランニング
前回に引き続きリフォームプランを任されたのは毎度おなじみ2級建築士兼インテリアコーディネーター兼2児の母でもある弊社スタッフの福田。
PART4では今回変更できない既存の建具、窓枠はそのままに、クラシカルな印象の腰板もそのまま残し、天井、壁面の壁紙を張り替え、ダウンライトを追加して絵画や彫刻などアートの映える空間にトータルコーディネートしていきます。
リフォーム工事開始
壁掛けミラー、絵画の跡がくっきりついてしまった壁面。壁、天井、照明器具を一新するため、既存の壁紙などの仕上げ材を丁寧に撤去していきます。
After リフォーム工事完了
今回のメインは壁紙の張り替えと照明設備の追加ということもあり、内装業者さんと電気設備業者の息の合ったコンビプレーによりほぼ1日でリフォーム完了。
エントランスホールに展示されるアート作品は伊東市在住の世界的芸術家「重岡建治」さんによるもの。シンプルで柔らかでありながら力強い作品が映えるようクラシカルかつリッチな質感の壁紙をチョイス。
エントランスホールから続く洗面スペースも同様に壁紙を張り替えました。リッチな壁紙に合わせて鏡上の照明もゴールドにチェンジ。
今回メインに使用した壁紙はサンゲツ「エクセレクト(XSELECT)」から。
素材感にこだわったシリーズで、ざらりとした紙の質感にこだわり、幾何学模様のパターンはフロック加工が施されており、落ち着きがありながら見る角度によって輝きの変わる立体感のある仕上がりに。シンプルながら気品のある重岡健治さんの作品をみごとに引き立たせています。